先生、ぎっくり腰になりそうなのですが、ストレッチを行った方が早く治りますか?💦
いえいえ、ぎっくり腰になりそうな時に行うと痛みは悪化します。
ストレッチは行わない様にしてください。🙅
え〜本当ですか!
腰の痛みを我慢してストレッチしちゃいました・・・😱
では今日からは、ぎっくり腰が治るまでストレッチは控える。😌
そして、できるだけ安静を保ち、早く治しましょう。👍
「ギックリ腰になったらストレッチを行うと痛みは改善するの?」と患者さんに聞かれる事がよくあります。
結論から申しますと、ギックリ腰になったらストレッチは絶対に行わないで下さい。
痛いという事は細胞レベルでは傷口になっています。
ストレッチとは筋肉を伸ばす運動です。
つまりギックリ腰の傷口に対して、ストレッチによる負担を加えれば傷口はさらに広がります。
負担を加えて、傷口が早くくっつくという事は物理的に絶対にありません。
ですので、ギックリ腰になったらストレッチは絶対に行わないで下さい。
そしてギックリ腰になった際は、「痛っ」と感じる動作を出来るだけ行わない様に気を付けて下さい。
「痛っ」を繰り返す度に腰の傷口が開き、治りが悪くなります。
怪我した時のかさぶたを思い出して下さい。
くっつきかけていたかさぶたを剥がすと、傷口の治りはどんどん悪くなります。
つまり「痛っ」を繰り返す度に、なかなか痛みが収まらないギックリ腰が完成します。
怪我をした動物を思い出してみて下さい。
怪我をした動物は、傷が癒えるまでは必ずじっとしています。
しかし人間だけは、何故か痛めた時に限って焦って動かして治そうとします。
ストレッチ等の「動かす」事はどうか普段の正常な時に頑張って下さい。
【まとめ】
ぎっくり腰の状態でストレッチを行うと、傷口は広がり痛みも悪化して逆効果になります。
ストレッチは痛みの無い正常な時に行う様にしてみて下さい。