当院の患者さんからよく
「今回のこの痛みは 温めた方が良いのか? それとも冷やした方が良いのか?」
と聞かれる事が多いです。
そんな方に向けて<温めた方が良い場合>と<冷やした方が良い場合>をまとめました。
温めた方が良い時 or 冷やした方が良い時 はどういう時?
基本的には
・普段から感じる慢性的な鈍く、ドーンと重い痛みの時は →「 温める 」
・ギックリ腰、寝違い、怪我をした時等の強い痛みの時は →「 冷やす 」
と考えて頂ければ大丈夫です。
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肩こり、重く感じる腰痛、股関節のだるさ、手足のシビレ、筋肉の張り等の慢性的な痛みの症状の方は・・・
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お風呂にゆっくりと浸かり、血流を良くして筋緊張を緩めてあげるととても楽になると思います。
冬の外出時等はホッカイロを衣類の上から痛い場所に貼るのもとても良いと思います。
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寝違え、ぎっくり腰、膝の腫れ、足首の捻挫等の怪我による痛みの症状の方は・・・
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痛みの場所を氷で20分程度、冷やしてあげて下さい。
氷で冷やす時は、ジップロック等の袋に氷と少しの水を入れて、痛みの場所に当てます。
最初はあまりの冷たさに背中がのけぞりそうになりますが、最初の5分を我慢するとその冷たさは麻痺し、次第に心地よくなってきます。
しかしあまりに長く行うと凍傷になる事もあるので、20分程までに収めておいて下さいね。
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袋の中の氷に水を入れて氷水にすると曲面である体表面を隙間なく冷やす事が出来ます。
後、その際に水をあまり多く入れると漏れる可能性もある為、入れる水は少しで大丈夫です。
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